三千年の終わりに…at the end of three thousand years

先人の大苦労により現代科学は大いなる発展を遂げ、人々の生活もかつてとは比べられないほど豊かになる事で利便性は当時の人々の想像をはるかに超えるものとなった。しかし人々の困難は絶えまなく続き、政治や社会に対する憂いが途絶えたことはない。ここまで発達した科学等をもっても人類は苦悩から逃れることはならず、新たな苦悩が生まれることすらある。

社会での生存には人と自然の本来のあり方を忘れ、荒れた世を生き抜くことが人類の試練の時代であった。人と自然の哲学について考慮することは俗世との一線をおいた状況とし認識されることが多く、社会生活においてそれらは虚構の如く生活から離別している。しかしこの世の中への憂いの絶えない中、人類は人とは世界とは何かを考える時期に来ている。それはこの変わりつつ終わりつつある時代を生きる上で人、すなわち個人が本来のあり方を取り戻すべき時にある、この三千年の終わりに。

ご挨拶

当サイトでは、筆者の家に伝わる伝承を紹介していきます。回答の見えない現代社会の苦悩に対する考察の一つのきっかけになると幸いです。

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